ポストコロナ新時代の幕開け
青森県高等学校PTA連合会
会長 葛西孝之
今年に入り、「チャットGPT」に代表される生成AIが注目を集めています。インターネット上で学習したデータを基に回答し、本文のような挨拶文も書いてしまいます。
文部科学省は先月、教育現場での活用について、夏までにガイドラインを示す方針を打ち出しました。学習能力の高い生成AIですが、インターネットには必ずしも正しい情報ばかりあるとは限らず、間違った回答をする可能性もあります。
将来、解決困難な課題に立ち向かっていく高校生たちにとって、今後、有力なツールとなり得ますが「どのように使いこなし、自分の考えを形成するのに生かすか」を、私たち親世代も一緒に考えて行かなくてはいけないと考えます。
では、ポストコロナ新時代にあたり、私の思いを3つお話させてください。
8月に全国大会が仙台市で開催されます。リアル・リモート、可能な手段で積極的に学ぶ機会を作りましょう。県高P連はできる限り、サポートいたします。
次はつながりを取り戻そうということです。
学校・地域・教育行政機関などとのコロナ禍で失われたつながりを取り戻し、子どもたちの未来のため何ができるか、一緒に考え、意見を交わし、共に行動しましょう。
最後はあるがままの自分を大切にということです。
自分らしさを失わず、できる範囲で、活動しませんか?自分を大切にしながら気楽に活動に参加して欲しいと願っています。
各校の会員の皆様、子どもたちが輝ける未来に向かっていけるよう、力を尽くしていきましょう。
